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著者(川崎)

プレゼン力UP! 伝える技術Part-6


 

わかりやすい言葉を身につけるにはTVが参考になります。

 

テレビに学ぶプレゼン力UPの本シリーズもPart-6になりました。

今回は、プレゼンの肝である「分かりやすい話し方」を深掘りしてみます。

TVのアナウンサーの話す内容は、分かりやすいですが、それはあるテクニックを使っています。そのいくつかをご紹介してみましょう。

 

聞き間違いを防ぐ方法

 

その1:「音読み」でなく「訓読み」で。

例えば「白髪」ですが、音読みですと「ハクハツ」ですね。訓読みですと「しらが」です。一般的には「しらが」と読んだ方が、誰にも伝わります。「ハクハツ」を使った場合は、聴き取り難かったりと分かりづらいですね。

その2:熟語はできるだけ使わない。

例えば「帰還した」という熟語の場合は、「帰ってきた」、「着用した」は「身につけた」このように表現することで、分かりやすく誰にでも誤解なくと伝えることになります。

上記のように、誤解を生まない言葉づかいに変えるのです。これは、「言い換えの技術」でTV的なテクニックの一つです。

 

「ですます調」に統一、同音同義語、カタカナ語に注意しましょう。

 

プレゼンは、分かりやすくなかればなりません。その点からも「ですます調」に統一しましょう。

同音同義語は、別の言葉に言い換えましょう。

例えば、「約」と「訳」などは、別の言葉に言い換えた方が、分かりやく誤解なく伝わります。

カタカナ語は、その言葉の説明をコンパクトに付け加えましょう。

例えば、「コンプライアンスとは、法令を遵守するという意味ですが、昨今の企業では、コンプライアンスが問われています・・・」という風にカタカナ語の説明を加えることで、内容を正しく伝えることができます。

以上のことを意識して、プレゼンの原稿を書き、リハーサルで数回、練習をして本番へ臨むと良いと思います。お役に立てたならば幸いです。

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