「ビジュアル」を効果的に使いましょう。
画像やイラストや動画などは、視覚に直接訴えかけますので、プレゼンには有効な手段の一つになります。
ビジュアルを見せて、相手の心をつかむ。
プレゼン資料の表示ひとつとってもビジュアルの効果は計り知れないものがあります。
同じプレゼン資料が右と左、二つあります。左の資料は、タイトルや会社名称や製作者名など文字のみで構成されたもの。右は、写真やイラストも配置した資料。さて、あなたはどちらの資料を手に取りますか?
おおらく多くの人は、右の写真やイラストを配置した資料を手に取ります。これがビジュアル効果なのです。
また説明内容に書かれていることに知識がなくても、テキストの説明だけではなく、映像や動画を見てもらうことで、理解してもらえます。
プレゼンにおいても、映像や動画は視覚に訴えて共感(この場合、理解すること)を得るのに最適なツールなのです。究極、プレゼンにおいて、一言も発しないうちから、相手を惹きつけられるのがビジュアルです。
そういう点からも、プレゼンに映像や動画、写真の配置は不可欠であると言っても過言ではありません。
ビジュアルで「つかみ」を演出
プレゼン資料、特に表紙は文字だけと思われている方も多いでしょう。表紙に規定がなかれば、ビジュアルを入れることをお勧めします。
文字のみの書類に囲まれた担当者様の目にとまりる、いわゆる「つかみ」をビジュアルで演出するのです。
そのようなビジュアル演出が効果的なのは分かるが、制作するコストや製作を外注することを考えれば、費用対効果で合わないのではないか。。というご意見も聞こえてきそうです。
最近はデジタルカメラにしても、映像や動画を編集するソフトウェアにしても安価で機能も豊富になってきており、操作も難しいものではありません。画像をスライドさせてBGMで演出する程度であれば、制作の敷居も高くありませんので、これからのプレゼンの必須なスキルと捉えて、ビジュアル制作に挑戦して頂きたいと思います。
要はいかに相手を惹きつけ印象に残るビジュアルにまとめるかです。例えば、会社紹介ならば、最初に社屋の写真やロゴマークを持ってくる。商品の説明ならば、商品の写真を最初に見せる。このようなビジュアルでも効果を得ることが可能です。
最初にビジュアルを見せれば、そのあとに続く口頭説明は、簡素にポイントを絞り、コンパクトに説明する。ビジュアルとのシナジー効果により、印象に残り、効果的なプレゼンが出来ます。