音楽生成AI『Suno AI』で広がる音楽制作の新時代
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- 11月3日
- 読了時間: 3分
みなさん、こんにちは。
AISCA PROJECT(アイスカプロジェクト)の川崎です。
Suno AIが切り開く「AI×音楽制作」の可能性
近年、AIを活用した音楽制作ツールが次々と登場しています。その中でも、ひときわ注目を集めているのが 「Suno AI」 です。
すでに試された方もいらっしゃるかもしれませんが、私自身もこのSuno AIを使いながら、**“人とAIの共作”**というテーマで日々試行錯誤を続けています。
Suno AIの驚くほどの進化とアップデート
Suno AIはバージョンを重ねるごとに進化を遂げています。アップデートのたびに「ここまで来たか!」と驚かされるほどの進歩です。
長年DAWを使って音楽制作をしてきた私にとっても、AIがここまで表現力を持つようになったことに感動しています。
プロンプトで作曲ができる時代へ
Suno AIの使い方はとてもシンプルです。ジャンルや曲の雰囲気などを**プロンプト(テキスト指示)**として入力するだけで、わずか数十秒で歌詞付きのオリジナル曲を生成してくれます。
初めて使ったときは、その完成度に思わず「これはもう白旗!」という感じでした(笑)。
“AIと人の共作”が生む新しい音楽
もちろん、AIが作る音楽は完成度が高い一方で、まだ“人間の温度”が足りない部分もあります。
そこで私は、AIが生成した楽曲をベースにアレンジや演奏を加えることで、AIと人が共に創り上げる音楽=共創音楽を目指しています。
Suno AI v5.0で実現したステム分離
最新バージョンの「Suno AI v5.0」では、ついに待望の ステム分離(各パートごとにトラックを出力する機能) が搭載されました。
これにより、DTMユーザーはドラム・ベース・ボーカルなどを個別に編集でき、AI音源を本格的な音楽制作へ活用できるようになりました。
まだ完璧ではありませんが、人の手で補うことで理想の音に近づける──その“AIと人の掛け合わせ”こそが、今いちばん面白い領域だと感じています。
PV制作にもAIを活用
このPV映像も、動画生成AIを活用して制作しました。テーマは「リアルとAIの境界を感じさせない映像」。
「AIで作りました!」と感じさせないよう、人の温もりを残したAI映像を目指しました。
具体的には、実在する女性に協力していただきリファレンス用の写真を撮影。その画像をもとに動画生成AIで髪型や顔の印象を調整し、曲の世界観に合う“架空の女性キャラクター”を制作しました。
撮影には少し時間がかかりましたが、AIを使うことで全体の制作時間を大幅に短縮できました。AIを道具として上手に活用すれば、クリエイターの表現の幅を広げ、時間を味方につけることができる──そう実感しています。
これからの挑戦
音楽も映像も、AIとの共作によって新しい可能性がどんどん広がっています。
今後もAIと人の力を掛け合わせながら、
“人間味あるAI音楽”を追求していきたいと思います。
最新曲:80年代シティポップの世界へ
これからもジャンルを問わず、AIと共に新しい音楽を生み出していきたいと思います。
ぜひ、最新曲をお聴きください。80年代後半〜90年代のシティポップを意識して制作した1曲です。
🎧 PVはこちら👇
まとめ
Suno AIはプロンプト入力で本格的な曲を作れる
v5.0でステム分離が実装され、DTMユーザーにも実用的に
AIと人の共作で「温かみのある音楽制作」が可能に



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